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NHK-FM「洋楽グローリアスデイ」の番組終了について [DVD・テレビ・ラジオ]

 よく聞いていたFM番組「洋楽グロリアス デイズ」が今月をもって終了することが、HPに掲載されていた。たいへん残念である。

 毎週日曜日の16時から70年代、80年代、90年代の洋楽ナンバーが聞ける1時間の放送番組で、DJの片寄 明人さんの選曲や短いコメントとともに音楽中心にゆったりと聞ける数少ない番組だった。 
 最近はラジオ番組の「聞き逃し配信」などがあるので、期間内なら自由に聞ける環境整備が増え、それはそれで助かるのだが、この番組はオンタイムで毎回聞いていた。毎週の日曜日16時にラジオの前に座り、1時間過ごす、そんな時間。決まった時間に、毎週聞くという習慣を持つことで、日々の生活の中に、メリハリや生活のリズムを与えてくれたと思う。

 聞き始めたのはいつからだったか正確には覚えてないが、3~4年前から聞いてたと思う。休日洗濯を終え、翌週の仕事に向けワイシャツのアイロン掛けをするとき、音楽でも聞こうとラジオで番組探してたら、この番組を知ったのがきっかけだった。それが何度か続いてくるうちに、アイロン掛けは日曜16時から、FMを聞きながら、という定番作業化していった。また夏場の猛暑の時期には、ラジオで聞き終えた後、多少涼しくなった近所の散歩を30分ほどする、という組み合わせも、季節限定で定番化された時期もあった。

 面白かったのが、リスナーからのリクエスト曲。かなり自分と近い年齢層が聞いてるようで、一つのリクエスト曲と短いコメントの中にその人の記憶の風景がかいまみえるようなことが何度かあった。
 2年前には自分のリクエストした曲もオンエアされたことがあった。動画配信や検索で気軽に聞ける状況の中、あえてラジオにリクエストする、ということは個人的なニーズ以上に、リスナーにも記憶を思い出してもらえるような曲であれば、というようなことを考慮して選んでみた。すっかり忘れていたけど、聞けばああそんな曲あったよね、という感じ。ちなみに、リクエストした曲は1982年ポール・デイヴィスの「クール・ナイト」という曲。あまりメジャーな曲とはいえなくても、しかし当時の時代の空気感をうまく反映したような曲を探し、また自分自身も忘れていたくらい聞いてなかった曲だったので。

 この番組をきっかけに、特に80年代の洋楽を聞き直すことがここ数年増え、懐かしさとともに、気が付かなかった再発見も多く見つかり、このあたりのことは「昔聞いたアルバム」というカテゴリを作り、このブログでの何度か書いている。番組は終わってしまうが、こうした掘り起し作業は今後も自分で続けていくと思う。放送が残り数回となったが、そういうきっかけを与えてくれた「洋楽グロリアス デイズ」には感謝したい。
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